今回ポスティングするのは整然と区画された住宅地の釜利谷西1丁目と不規則極まりない釜利谷東6丁目～8丁目。整然と区画された住宅地はポスティングもスイスイとはかどります。一方で不規則極まりないところは効率が一気に落ちます。どっちを最初にやるのがいいか。今日は大変な方を最初にやっつけることにしました。

まだ体力も気力もたっぷりなので不規則極まりない住宅地でもスイスイとポスティングがはかどります。と、いい気分でポスティングしていて地図を見ようとしたら「ない!」チラシといっしょにショルダーバッグに入れておいた地図がなーい! チラシを引き出したときにいっしょに抜け落ちたようです。地図をなくしまうとまるで太平洋のど真ん中に放り出されたような気分になってしまい途方に暮れてしまいます。でも来た道を戻るとだいたい落ちてます。今度も来た道を戻ったらありました!

道に落ちていたポスティングの地図

今度は地図を落とさないようにね。と自分に言い聞かせ元気にポスティングを再開しました。3月に入りポスティングにもいい季節です。ただ僕は花粉症なので外で仕事をするには大変な季節到来です。いつもは鼻水がとめどもなく流れ大変なのに今日は全然鼻水が出ない! もう花粉がたくさん飛び散っているだろうに。もしかしたらすごいマスクのおかげかも! そうです、あのすごーいゼオライト4層マスク。

いつもの道順でポスティングしていくとトイレ休憩の相鉄ローゼンが見えてきました。いつもより早くここまでたどり着いた気がします。「そーてつローゼン、こころのかけはしー♪」と相鉄ローゼンの歌を口ずさみながらトイレを済ませポスティング再開です。

やっぱり相鉄ローゼンは心の架け橋だった!

トイレでお世話になった相鉄ローゼンを後にし、少し行くと町中華の三幸苑が見えてきます。ちょうどお昼時でいつも前を通ると店内はお客さんがいっぱい! 人気の町中華のようです。今日も中はお客さんでいっぱいでした。コロナ騒ぎが終息したら絶対に食べに行こうと心に誓い三幸苑を後にしたのでした。

人気の町中華、三幸苑。駐車場はないようでお客さんのものと思われるトラックなどが何台も路上駐車していました。

不規則極まりない釜利谷東6～8丁目を元気にやっつけたので、この辺でランチです。ただ、この後にまだ900軒もあるのでのんきに飯を食っている場合ではありません。「そういえばお弁当を売ってるお店があった!」釜利谷小学校の脇の道にひっそりと営業している川端屋というコンビニ(たぶん)です。早速、原チャリのハチ公に飛び乗りいざ川端屋へ。店の入り口に立つとドアが開きません。手をかざしてみたりしても開かない。ドアのガラスに吸盤でくっついている取っ手のようなものがあります。どうやら自動ドアがこわれていて手で開けるようです。自動ドアを手で開け中に入るとお弁当とお惣菜が平台の上に10個くらい置かれていました。お弁当は3種類で、どれも283円。まじかよ! 3種類のお弁当の中で283円なんてありえないロースかつ弁当を怖いもの見たさに買うことにしました。レジにはかなりお年を召したおじいちゃんが一人。四苦八苦してレジを操作しています。お買い物にきたおばあちゃん、そしてお菓子を買いに来た幼い兄弟。この客層を見ただけでも普通のコンビニとは全然違う! 幼い兄弟の後ろで順番を待っているとレジのおじいちゃんは「もう一回やるから」と言ってお菓子のバーコードを最初から読み直しています。何か間違えたようです。やっとのことで幼い兄弟のお会計が済み、まだ兄弟がいるのに僕の方を見て「次の方」とおじいちゃん。その時、いきなり兄弟の弟の子が「ぼく5さーい」。おじいちゃんは「そら、あっちに行って行って」と、僕を長く待たしているのが気になっているようです。ところが子供たちはその場を離れようとしないばかりか、上の子が「袋に入れてくれないの?」。おじいちゃんは「お金かかるよ」「いくら?」「３円」「安ーい」、ついにおじいちゃんは子供たちを無視して横から手を出しお弁当をレジに打ち込んでくれました。お店の前のところに「ペイペイ使えます」と書かれていたので「ペイペイで」と言うとおじいちゃんは「は???」よく聞こえなかったのかな「ペイペイで」「ペイペイでお支払い」５回くらい言ったところで「あーこれだね」とおカウンターに置かれたサイフケータイを読み取る装置を指差し「それじゃない、それじゃない」と言うと「あーバーコードだね」やっとわかってくれました。スマホでバーコードを表示させるとおじいちゃんはバーコードリーダーを僕のスマホにべったりくっつけてバーコードをみごとに読み込んでくれました。スマホから「ペイペイ!」の声。おじいちゃんは見事にペイペイの決済を完了させたのでした。

変なコンビニの川端屋。幼い兄弟が出ていったあと、手動の自動ドアは開いたまま。ちなみに278円と書いてありますが、売っていたお弁当は283円でした。それでも安いから、まあいいか。

川端屋の自動ドアを手で開け店を出てきました。なんか時間かかっちゃったな。近くの公園に行き、ありえないロースかつ弁当283円を「頂きまーす!」まずはロースかつを食べてみます。こりゃー固い! こんな歯ごたえのあるとんかつって、でも283円だからいいんじゃなーい。次はキャベツの千切りです。なんか歯ごたえが悪いです。千切りなのに粗い切り方でキャベツの芯の部分がやたら目立ちます。でも283円だからまあいいか。今度はご飯を食べてみると、ちょっとぱさついていまるけど283円だからね。そしてカリカリ梅干しが郷愁を誘います。283円だからこんなもんだよね。すべては283円ということで納得できちゃいました。全部食べたのでお弁当の容器のふたをかぶせた瞬間、シールの文字が目に飛び込んできました。「ロースとんかつ、やわらかくてジューシー」どこがやわらかくて、なの? もう、お金返して!

283円のロースとんかつ弁当。どこがやわらかくてジューシーなの!?

川端屋のありえないロースとんかつ弁当を食べてとりあえず栄養補給。残りの900軒のスタートです。ここからはきっちりと区画された住宅地なので、ポスティングがやりやすいです。さっきまでの不規則極まりない住宅地と比べると大幅にスピードアップです。大変なところから始めて簡単な方へ、この順番は正解だったようです。

美しい住宅地の釜利谷

高速ポスティングでも夕暮れが迫ってきました。どんどん日が暮れていきます。暗くなるとモチベーションが下がりますが、そうならない工夫も大切です。それは仕事の後のご褒美! お家に帰ったら最高にうまいビールが待ってるよ～ん!

この道のはるか彼方においしいビールが待っている!

モチベーションをキープしたまま、今日もいきなり最後の一枚でフィニッシュ! 気が付くともう真っ暗です。鎌倉へ帰っておいしいビール飲もうっと!

1755キロカロリーも消費しました

すっかり夜になってしまいましたが、ガッツポーズ。