この仕事をやっていると色んな道を通る事から落とし物を見掛けるときがあります。

鎌倉は観光地という場所柄人の出歩きが非常に多い為、それに比例するかのように落とし物が落ちています。

ハンカチ・帽子・傘・片方だけの靴・キーホルダー・文房具・PASMOとSUICA・アクセサリーなどなど…。

明らかにポイ捨てとは思えないようなものも落ちていたりしますよね。

東京駅が毎日のように落とし物と遺失物(お忘れ物承り所)の問い合わせが多いことと同じように、新宿駅が日本一利用者が多く日々多くの落とし物が寄せられると同じように人が集まる場所にはそれだけ多くの落とし物があるということですね。

特に電車のなかは落とし物だらけで、江ノ電やJRにも毎日のように落とし物が届けられているかと思います。

一定の保管期間が過ぎた電車内で見つけられた落とし物は「鉄道忘れ物市」というアウトレットバザーで売られるほどですからね。この市に行くと普段からどれだけの落とし物が落とされているのか窺い知ることができます。

本日の鎌倉市でもキーホルダーが付いた自宅の鍵と思わしきものを道で拾い、交番へと届けました。

電子マネーはもちろんのことなのですが、お財布や携帯といった貴重品を見掛けたら必ず交番へ届けるようにしています。

今まで色々な落とし物を見掛けては駅窓口や交番に届けに行ったのですが、落とし主にきちんと届けられたものって何割ぐらいなんでしょうね。

もしかすると落としたことに気が付かないままの人もいるのかもしれませんね。

因みに、私が今まで見掛けた中で一番変わった落とし物はスカーフやウィッグ、メイク道具、折り畳み傘、ハンカチが入った紙袋です。

新橋駅を利用したときに見つけたものなのですが、変装道具だったのでしょうかね。

持ち物からして女性の落とし物だと思いますが、この落とし物も駅窓口へ届けました。

その後落とし主の元へと戻ったかどうかはわかりませんが、利用者の多い駅ではこういったことは日常茶飯事なんだろうなと思うばかりです。